口臭の容疑者はお口の中に
スタッフブログ
こんにちは!
四月にはいり、寒さもゆるみ暖かい日も多くなりました。桜はちらほら咲き始め春めいて来ましたが、
新型コロナウイルスの影響で、せっかくの春を満喫できず、全国的に出控えるようになった方も多いと思います。
新型コロナウイルス対策はマスクの着用も大切ですが、手洗いが重要です。
厚生労働省新型コロナ対策https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
外出後はしっかりと手洗いを行いましょう!(^^)!
さて、今回のブラックボードは口臭についてです。
【口臭には生理的なものと病的なものがあります】
『持続的なもの』
歯周病などお口のお病気によるもの→歯周病やむし歯になった歯、
舌の汚れや磨き残したプラーク(歯垢)がにおうこともあります。
鼻炎など耳鼻咽頭の病気によるもの→副鼻腔炎や扁桃腺炎、中咽頭のがんなどが原因。
お口とつながっているため、においが口から出てきます。
胃腸・肝臓などからだの病気によるもの→糖尿病や肝臓、腎臓、胃の病気などが原因。
におい物質が血液をめぐって肺から息へ。
『一時的なもの』
からだ本来がもつ生理的なもの→健康な人にも存在するにおい。一日のうちで増減します。
においの強い食べものなどによるもの→食べたものの成分から一時的に口からあるいは肺からにおいます。
写真をクリックしてね
みなさんが気にしている歯周病。その原因菌である歯周病菌も口臭に関与しています。
お口のなかの細菌は口臭の元となるにおい物質を生み出します。
とくに歯周病菌はたんぽく質を分解するときに強烈なにおいの硫黄化合物を生み出すのです。
硫化水素→卵が腐ったような臭い。 😥
メチルメルカプタン→玉ねぎが腐ったような臭い。 😥
ジメチルサルファイド→生ゴミのような臭い。 😥
細菌の活動は唾液にも影響します。就寝中は唾液の分泌が減るので寝ているあいだにお口のなかで細菌が
増殖します。
唾液の分泌量は口臭に影響しますので、ドライマウスなどで唾液が減少すると口臭が強まる傾向があります。
気になる方はぜひ、歯科への受診をお勧めいたします。
手洗いと同様 お口の中もきれいにしましょう。
by かよっち